高齢・老犬用ベッドマット開発物語 ~サイズ選定編~ 2/4

2011-01-19 12:00:48

ペット用マット開発物語

ベッドマット商品の企画は、形状が単純な四角形となるので、形状に決まりのない枕やクッションに比べ、選択肢は余り多くありません。

その中で細かい検討が必要となる項目は、主に以下の3点。

  1. サイズをどうするか?
  2. ブレスエアー銘柄及び加工をどうするか?
  3. 側カバーをどうするか?

高齢・老犬用ベッドマットの商品企画を行なう際も、基本的に上述3点についての詳細設定が企画の核となります。

そして今回は、ベッドマットのサイズ選定についてのお話です。

高齢・老犬用ベッドマット開発物語

人間用のマットレスの場合、ベッドの規格等があるため、概ねサイズは決まっています。一方ペット用マットには一切規格がないため、各ペット用品メーカーが恣意的にサイズを決めているようです。

統一規格がない以上、我々の好きなサイズに設定すればよいのですが、正直言ってペット用ベッドマットの適正サイズはわかりません。そんな時には、その業界に君臨する主要ペットメーカー様が長年かけて蓄積したノウハウを、積極的に参照(?)させて頂くのが一番です。

大手メーカーさん数社の犬用ベッドマットサイズを調べたところ、概ね以下の傾向でした。

  • Sサイズ: 40×60㎝ ・・・ 小型犬用(ウサギや猫等含む)
  • Mサイズ: 60x80cm ・・・ 中型犬用
  • Lサイズ: 80×120㎝ ・・・ 中~大型犬用

高齢・老犬用ベッドマット開発物語

市場に流通する安価なウレタン製犬用ベッドマットに比べ、ブレスエアー製は価格が数倍することになります。ブレスエアーの高機能性能に期待を寄せて、平均価格の数倍もするブレスエアーマットをご購入して頂く訳です。その期待を決して裏切らないため、基本仕様は以下の方針で進める予定です。

  1. サイズはS/M/Lの3種類をご用意。寸法は平均サイズより若干大きめとし、安心して体を動かせるサイズにする
  2. Lサイズは2つ折りタイプとする。携帯性や収納性を高めるのと同時に、寝たきりの中型犬ワンちゃんには体圧分散(=床ずれ予防)に優れた2層タイプ(折り畳んで使用)として使える仕様にする
  3. ブレスエアー素材は、太ったワンちゃんがコンクリートの上で使用しても快適に過ごせる銘柄を選定する
  4. 側カバーには、ブレスエアー機能を十二分に活かすことを目的とした素材を選定する

次回は、ブレスエアー素材の選定についてお話します。

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